皆もイカの生食には注意してください。
余談はおいといて、今回はMUX(マルチプレクサ)素子です。
別名をセレクタと言います。
何をする物かというと読んで字のごとく
入力信号からセレクトした信号を出力します。
・回路記号
・真理値表
A | B | S | Y |
0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 | 0 |
1 | 1 | 0 | 1 |
1 | 0 | 0 | 1 |
0 | 0 | 1 | 0 |
0 | 1 | 1 | 1 |
1 | 1 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 | 0 |
Sに注目すると
・S=0の時、Y=Aになり
・S=1の時、Y=Bになっているのがわかると思います。
つまり、Sの信号が0か1かでAを通過させるかBを通過させるか選んでいます。
これがセレクターの機能です。
・等価回路
セレクターは2個のANDと1個のOR,1個のNOTで作る事ができます。
下がその例です。
このままだとマインクラフトに実装しにくのでORとNOTで書いてみましょう。
ANDがORとNOTで作れる事はこれまでの解説から解ったと思います。
なので、ANDをORとNOTに置き換えると次の絵になります。
では、マインクラフトで実装してみましょう。
・マインクラフトでの実装例
実は、頑張って考えたこの回路ですけど、既に公開されてる方がおられました。
くやしいので、違うタイプのセレクタも作ってみました。
このように、ピストンを使うと、ぐっと回路が小さくなることがあります。
論理回路だけでなく、こういった機械式のスイッチをうまく使えるようになると
マインクラフトの回路が面白くなるので、頭をひねると楽しいかと思います。
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